2017年6月1日木曜日

あらたな問題に直面する(借金と退職金の関係)

531日の出来事

個人再生と退職


退職することが決まったのだが、一つ気がかりなことがあった。

次は健康保険のことを考えようと思ったが、これが気になってきたので、こちらを先に解決しようと考えた。

それは私は過去に700万円ほどの借金があり、弁護士をとおして、個人再生をお願いしていた。この個人再生の調整を依頼したときには、まだちゃんと仕事ができていたので個人再生を選択したのだった。




個人再生とは大きな借金を抱えて返済ができなくなったときに裁判所へ破産申請を行なう方法の一つである。自己破産と個人再生との大きな違いは、サラリーマンで住宅ローンがあるかないかである。





住宅ローンが残っていた場合、他の財産は手形に取られても、住宅だけは残すことができる制度である。




ところが、精神障害が再発して休職することになり、さらに退職までに追い込まれたわけだ。そうすると退職することで、定職がなくなることと退職金が現金収入として入ってくることになる。




これはどういうことがと言うと、退職金が手持ちの資産にまるまるなってしまい、個人再生のときに裁判所に提出する資産の中に繰り込まれてしまう。


ただ、退職金が低ければそれほど問題にならないが、私は勤続年数が30年なので、どうしても退職金が1000万円を超えてしまう。
そうすると、借金の700万円は普通に払えてしまうことになってしまい、そもそも個人再生の制度を使うことが逆に不利になってしまうと思えたからだ。



直ちに、個人再生をお願いしていた弁護士に連絡し、対策を検討することになった。



午後、弁護士事務所に出向き、弁護士と話を進めたのだが、意外な事実を知らされた。それは、我が家の資産価値が住宅ローンの支払額よりはるかに高いということだ。

どういうことかというと、我が家を現在売却すると2000万円ぐらいで売れるということ。弁護士が複数の不動産会社に見積もりを依頼した結果なので、市場価格なのだ。故意に安い見積もりをとっても裁判所の方で調べればすぐに分かってしまう。



私は2000万円の財産を保有していることになる。そして、住宅ローンの残高が1600万円なので、その差額が400万円となり、その分が個人再生をする際の資産とみなされてしまう。


個人再生では、申請する際に全ての財産を申告しなければならない、財産がなければ、負債額の1/5でよいので、負債額の1/5140万円か退職見込金の1/8のどちらかになる。

私の場合、退職見込金が1300万円と高かったので、その1/8162万円が返済額となるのだ。それを3年で返済するという式が提案されていた。
この場合だと月額45千円となるのだが、住宅の価値が高いので400万円が返済する金額となり、それを3年間で返済するとなると月額11万円にもなってしまうのだ。
その上、弁護士費用や諸経費などを入れると500万円を超えてしまう。


これでは個人再生のメリットが全く生かされない。
むしろ、毎月11万円を支払うことにより生活に相当なあ圧迫される。さらに、支払いが滞ると個人再生の契約が破棄されて全額一括返済となってしまう。


このことにより、弁護士は、どのように解決したらよいか思案中であったらしい。道理で半年以上連絡が来なかったわけだ。


さららに、今回退職することで退職金という資産が増えてしまう。これではもう、まったく個人再生の方法では割が合わない。

たとえ、退職金で住宅ローンを全額返済してしまうと、ローンもなくなってしまうので、退職金も資産、住宅も資産となってしまう。最悪のパターンである。


そこで、弁護士からの提案は、個人再生の手続きは行わず、借金を返済する方法を提案された。

それは、借金の利子を請求されないようにして、元金だけを返済する。
さらになるべく月額を低くできるように交渉するということだった。素人が行なうと利子が発生するので、最終的に支払う金額が倍以上になってしまうが、弁護士が介入することによって、それを回避するという手段だ。


ただ、月額の返済額を抑えるとその分返済期間が長くなってしまうことになってしまうが、手元に現金を保有できることは生活に余裕ができる。


まだ子供たちには教育費がかかるので、現金は残しておきたい。



むしろ、今回退職して、退職金が入ることと、障害年金がもらえることがラッキーであった。

今後のプランとしては、障害者年金が確定するまで、退職金で借金を返済しておき、障害年金が確定したら一挙に住宅ローンを一括返済し、高額な生命保険を解約し、その分を返済にあてるというものである。

至急家族会議を行い、これで行こうということになった。妻にはそうとうイヤミを言われたけどね。まあ自分が悪いので反論はできません。



さて、借金問題に道筋ができたので、次は、いよいよ健康保険をどうするかに取り組むこととする。


まだまだ、安息の日々は遠い!!



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